====================  HTML形式ファイルリスト PCローカル版  マシン内のファイルのアクセス可能な  HTMLファイルとしての一覧を取得する  バッチ  HTPCBT01.zip  ver0.991  CopyRight Miyama. 2023 June  KazutomiMiyamaSub@gmail.com  kazutomi.html.xdomain.jp ==================== ・使用条件 フリーウェアです  かならず自己責任で使用してください。  作者はこのツールを使用することによって 生じたあらゆる不具合・不利益に対し何ら責 任を負いません。 ・動作可能条件  使用するシェルにcmd.exeを指定しているので Win95/98では動作しません  XP、Win7、8、10を想定しています ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・このツールについて  前作は、dirコマンドで取得したファイル リストを、vb.netで作成した変換ツールでHT ML化をしていました。  その不器用さがやや不本意でしたが、時間 もなかったのでそのまま上梓した次第でした。  もちろん、DOSシェルにも様々な玄人めい た機能がありますので、それらの機能を用い てDOSの文法だけでHTML形式のファイルリス トが作れないか、  欲求不満から始まる好奇心として調べた結 果が、報告上梓としてのこのツールです。  シェルのなかの有用な機能にリダイレクシ ョンというものがあります。  シェルには時々データの中間工程的な束を テキストファイルとして読み書きする機能が ありますが、その機能は入出力において、か ならずしも対照的ではありません。  標準出力をテキストファイルに書き込むこ とは、コンパイラによって生成されたツール EXEでもBATファイルでも普通にできるのです が、  テキストからデータを読み込むことは、一 部のツールEXEでは可能でも、一般、BATファ イルではできないのです。  前作がHTMLファイルに変換する機能をGUI のツールに頼ったことはそれが理由でした。  ・・・シェルの機能として調べたところ、 while doループやfor nextのような一行ず つの読み込み手段が提供されていました  高級言語におけるテキストストリームの概 念です。ファイルの末尾になるまで行読み込 みを繰り返します。  基本的にはコンパイラによって作成された EXEファイルの入力リダイレクションもおな じ仕組みで動いているはずですから、  これらは考えてみると、伝統的な同じ機構 の、表現実装の違いであることになります。  テキストファイルの最末尾にある文字列を 探すコマンドがUNIXやDOSにありますが、 「経過時間から類推するに、どうもファイル の先頭から読んでいるようだ、なぜそんな面 倒なことをしているのだろう」  と山田祥平氏が書いていましたが、おそら くこれはとりもなおさず、テキストストリー ムという機構がそうであるからにほかならず、 またこの概念は、計算機文化の黎明期からお そらく変更がなかった機構である、というこ とがいえるのかもしれません。  今回履修したtips: ・引数%aが""でくくられている文字列である 場合、%~aと記述すると左右のクォーテーシ ョンを削除してくれる ・コマンドラインで、  意味の区切りと解釈される半角スペースや  リダイレクションとして認識されるブラケ ットは、  メタ文字を無効化するサーカムフレックス で通常文字として扱うことができる (参照:sedスクリプトにおいてはバックス ラッシュ) ・コマンドラインにおいて、  入力リダイレクションの代わりの、  テキストファイルの入力はfor/fコマンド を用いれば、  テキストストリームとして扱うことが可能      *  このツールは、前作同様、 (指定された拡張子の)ファイル一覧をテキ ストファイルとして取得し、それをデータソ ースとしてクリックアクセス可能なhtmlファ イルに出力する性格のツールです ・同梱ファイル  MKHTBT01.zipを解凍すると以下のファイル が生成されます。  これらのファイルは必ず同じフォルダにお いて動作させてください。  readme.txt このファイルです  mkht.bat  動作バッチ本体  submkht.bat 子プロセスです  opencmd.bat クリックするとDOS窓を開きます  sample.bat シェル操作をすることがなれてい        ない方の論理です、  wav.tmp sample.batの子プロセスです  DOSコマンドは強力であるがゆえに危険な 場合もあります。操作は慎重に行ってくださ い。 ・操作1 DOSシェルを使用できる方の場合、  opencmd.batをクリックするとDOS窓が開きます。  DOS窓にて、バッチファイルに以下の文法 で引数を与えてください 例  >mkht c wavリターン ・操作2 DOSシェルを操作したことのない方の場合  sample.batをクリックするとメモ帳にて上 記と同じ内容が表示されます。  変更する場合は、間違いがないように記述 してください。また該当項目以外は変更しな いでください。 rem ----- mkht c wav rem -----  メモ帳を保存し、任意のキーを押すと処理 が始まります。      *  書き換え文字は区切りスペース含め、すべ て半角です。  データがcdドライブやusbメモリであれば dやeなどPC上に表示されているドライブ名で 書き換えてください。  対象のファイルに別のものを指定したい場 合は拡張子を変更してください。  例  txt テキストファイル  xls excelファイル  mp3 音楽ファイル  jpg 画像ファイル  ドライブの容量が大きい場合、処理に1分 以上かかる場合があります。  無事終了すれば、メモ帳で出力HTMLファイ ルの内容が表示されます。  操作1、2とも正常に終了すれば内容がブ ラウザで表示されます。  クリックで該当ファイルにアクセスできる はずです。  HTML形式ファイルリストは動作ディレクト リに作成されます。  動作論理を再動作すると上書きされますの で、この内容で良ければ、適当な名前にファ イル名を変更してください。 ====================  ファイルの終わり ====================