====================  後から変換 Edit_After  総合パッケージ   EA.EXE Ver0.05   EADIC.CSV Ver0.05  Copyright MIYAMA. 2009 Nov  http://kimijima.at.infoseek.co.jp  kaz_kimijima@yahoo.co.jp ==================== 1 はじめに 2 使用許認可条件 3 免責 4 動作条件 5 以前のバージョンからの改良点 6 梱包ファイル 7 インストール 8 動作と使用方法 ==================== 1 はじめに  このパッケージは拙作Edit_Afterの実行フ ァイル込みのシステムライブラリインストー ラ込みのパッケージです  一般のかな漢字変換のプログラムは便利な ものですが  類型的な文書以外の目的に使用する場合  特に時間が無くて走り書きのようにメモし たりまた正式提出以前に考えながら無目的に 書く場合いちいちかな漢字変換の選択画面に 思考が中断されるのは煩わしいものです  このプログラムは用意されたひらがなべた のテキストをかなの再入力なしに漢字混じり 文に修正するエディタです  またシステムで複数のEA.EXEを起動でき  またそれぞれの変換辞書をちがった目的で 修正育成することが可能です  辞書は平易なCSVファイルなので任意にコ ピーしたり持ち歩くことが可能です  ユンケル厳禁!! CopyRight SATO  ただしあまりにも巨大なかな文を修正する にはそれなりの手間の量が必要ですくれぐれ も健康にはお気をつけてご使用ください 笑 2 使用許認可条件  フリーウェアです常識的な範囲で使用配布 は営利非営利を問わず自由です 3 免責  作者はこのソフトを使用することによって 生じたあらゆる不利益不具合に対して責任を 負いません 4 動作条件  95以降のWINDOWSがインストールされて いるAT互換機が必要です  バージョンアップに伴い動作が重くなりつ つありますので比較的高速なマシン--CPU H DDのアクセス速度共に--が望ましいと想われ ます  ハードウェアとしては出荷時ペンティアム 1ギガ以上のXPマシン程度が推奨です  なおファイルアクセスの都合古いマシンで 使用する場合などUSBメモリドライブで動作 させた場合は若干高速になる可能性がありま す 5 以前のバージョンからの改良点  まずここでは追加機能や改良場所について 解説します ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◎ 長大ファイルを編集可能なように改良し ました  VER0.04まであまり大きな編集ファイルを 扱うことはできない仕様でした  それでもいちおう一メガ程度のファイルを 読み込み保存できたので暫定的ながら使用に 耐えると想っていたのですが  漢字変換機能が編集テキストファイルの容 量が64キロバイトを超えると動作しなくな ることが発見されました  これでは実用に耐えないと想い今回機能を 追加いたしました  ファイルの読み出し書き込み漢字変換の機 能はいままでと変りません ◎ 長大ファイル編集可能に伴う画面のスク ロールについて  長大ファイルを編集する機能について特に 参考にする情報もなかったので独自仕様の仕 上がりになっています  編集画面の上側と下側に編集用仮想ロール が存在していて画面領域を上下に動かすこと によって上下の内容を読み込む仕様になって います  編集画面の最上段で上側矢印キーを押し下 だすと一行づつ画面が下がっていきます  最下段で下側矢印キーにて行うと上がって いきます  CTRL+上矢印または下矢印で前画面ないし 次画面に切り替わります  PAGEUP PAGEDOWNキーは使えません  理由については後述します ◎ 確定LOWモード時で漢字変換キーを押す と自動で単語リストに移動するようにし  さらに変換確定押し下しで編集画面に戻る ように変更しました ◎ VER0.02までLOWモードでの変換呼び出し はF1キーだけでしたが  これでは左利きでもないと使いにくいので VER0.04でF1からF10キーへ拡充しました (F11はシステム予約により使用不可、またF 12キーはシステムによってはPOWERキー:マ シンが強制シャットダウンしてしまう:に近 すぎるので除外いたしました)  これでも上部のファンクションキーは運指 上使いにくいのでCTRLキーを単独で押し下す ことによっても変換できるように追加修正し ました  それぞれのキーは左右どちらのキーでも動 作いたします ◎カタカナ用の変換呼び出しを修正しました  VER0.02までカナ中長音文字の不具合が存 在していました  長音文字が語末尾にしか認識していなかっ たため  ばたー は変換できても  ちーず は変換できませんでした  VER0.04でこれは修正できました  ひらがな読み > カタカナ変換の語も これで登録できます ◎ 表示関係の設定を保存出来るようにしま した  文字の大きさ フォントの種類 そして画 面行数を変更保存できるようにしました  呼び出しはALT+Nキーで呼び出すことがで きます  文字設定は直ぐに画面に反映されますが行 数調整のみは設定はプログラムの性質上次回 起動時になります  この設定はCNFG.TXTとして保存されます  このファイルが無い場合は以上の設定はシ ステム初期値になります  システム初期値:  MSゴシック固定長  フォントサイズ14ポイント  表示行数200行  この機能はFontCNFGボタンの機能追加変更 です  またこのボタンが割り当てられていた ALT+Fキーは無効になりました  メモ帳など他の編集ソフトのファイル保存 の運指が ALT+F > Sとなっていたので  拙作旧バージョンでは編集内容を保存をす るときにややもするとよくフォントサイズの 変更画面を呼び出してしまいがちでした ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 6 梱包ファイル  アーカイブパッケージEA005PAK.LZHをLHA 形式で解凍してください  以下のファイルが出てきます EA.EXE 実行ファイルです タイムスタンプ2009年11月 ※ 今回もEADIRECT.EXEは付属しません README50.TXT いま読んでいるこのドキュメントです SETUP.EXE システムインストーラです EA1.CAB VB6のライブラリパッケージですSETUPが使用します EA2.CAB 上同 EADIC.CSV EDIT_AFTERが使用する辞書ファイルです 辞書VER0.05相当 DF004005.CSV 古い辞書バージョン0.04を今回の0.05に アップグレードする差分辞書です 現在使用している辞書が0.04相当で 使用にしたがって育てた変換単語順位が 初期化されたくない場合は使用してください 差分ファイルの追加組み込みは編集テキスト画面にフォーカスがある状態で CTRL+Rキーで呼び出すことが出来ます8ーD2項目参照 SORT.BAT 辞書の内容を並び替えるバッチファイルです クリックすると強制的に辞書EADIC.CSVの内容を 変換順位をも含めて並べ替えします 以下は便宜的に格納した差分ファイルです本体ファイルEA.EXE のCTRL+Rキーで辞書に追加組み込み出来ます DF001002.CSV バージョン0.01辞書を0.02に DF001004.CSV バージョン0.01辞書を0.04に DF002004.CSV バージョン0.02辞書を0.04に 使用する必要がなければ必要有りません 7 インストール  すでにパソコンにEA.EXEが稼働している環 境があればSETUPを使用してライブラリを導 入する必要はありません  今回初めて使用する場合はSETUPを使用し ます ※ 御注意ーーーーーーーーーーーーーーー  ごくまれにSETUPを使用して新規にライブ ラリを導入するとシステム内部のバージョン 不適合により一部のソフトウェアが動作しな くなることもあります  業務上重要なPCなどには導入しないでくだ さい  また導入は個人の自己責任の元におこなっ てください  SETUPを実行するとEdit_AfterはWINDOWSの スタートメニューのなかにも組み込まれます  普通に使用する場合には特に問題がありま せんが  メニューから呼び出すプログラムの実体は WINDOWSのシステムフォルダの深い階層に組 み込まれてしまうため実際上辞書の更新管理 が出来ません (二重更新などを防ぐため現在の仕様では辞 書の更新にはプログラムEA.EXEが存在するフ ォルダを直接ひらくことが必要です  PCに詳しい方でしたら当該フォルダを開く ことも可能ですがその前後にはシステムにと って重要なフォルダも存在しているので一般 的にはお勧めできません)    また一度SETUPを行うとEA.EXEはPCのどこ にあっても動作しますのでデスクトップなど にEA.EXEとEADIC.CSVのみをコピーしたフォ ルダを作成しこの中でご使用になることをお 勧めします  このフォルダをコピーすれば複数のクロー ンとして使用できます  設定や辞書はそれぞれのフォルダでカスタ マイズできます ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 8 動作と使用方法  A 画面  B 漢字変換について  C 画面のスクロールについて  D1 辞書の編集書式  D2 辞書の語彙追加 8−A 画面  EA.EXEは同じフォルダに辞書ファイル EADIC.CSVを常に必要とします  その前提でEA.EXEをクリックすると起動し ます ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー_□X  編集画面       画 フ 変換  先読み             面 ァ 単語  単語             の イ リスト リスト             ス ル             ク 中             ロ 位             | 置             ル ス             バ ク             | ロ               |               ル               バ               | ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー EXIT CLEAR LOAD ファイル名表示 SAVE FONTとLINES ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 起動すると上記の画面が表示されます ・画面の大きさ  最大化ボタンあるいは画面の端をドラッグ してフォームの大きさを変更したのち灰色領 域か編集領域をクリックすると画面の大きさ を変更できます ・ファイル中位置スクロールバー  長大ファイル中で現在の表示画面の位置を 示します  このバーをスクロールして編集表示を変更 させることは出来ません ・EXITボタン  プログラムを終了します ・CLEARボタン  編集内容と作業ファイルを破棄します  作業ファイル名はシステムデフォルトの FILENAME.TXTに戻ります ・LOADボタン  編集テキストファイルを読み込みます  読み込むことができるのはTXT HTM/HTML  CSV拡張子のファイルです バイナリファイルは編集できませんWORD  EXCEL一太郎などの文書は一度テキスト形 式に変換して読み込ませる必要があります  また適宜当該個所のみ編集画面にCTRL+v ペーストして編集することは他のソフト同様 に出来ます ・ファイル名表示窓  表示機能だけですここからファイルを指定 して読み込み書き込みは出来ません ・SAVEボタン  ファイルを書き込みます  既存のファイル名を指定したときは強制上 書きされます ・FONTとLINESボタン  文字種と文字の大きさそして表示画面の行 数を変更します  画面表示行数値のみ次回起動時に反映され ます  起動時はシステム初期値: MS固定長ゴシック フォントサイズ14ポイント 画面行数200行 です  画面行は最大1000行まで指定可能です  変更した設定は保存されます ・8−B 漢字変換について  変換モードはLOWとHIGHの2種類あります  現在のモードはプログラムの上方タスクバ ーに表示されています  これらはCtrl+o(オー)キーによって切 り替えられます  プログラム起動時のモードはLOWモードで す LOWモード時  編集画面のひらがなを行をまたがない形で 青反転指定 (SHIFTキーを押しながら矢印であるいはマ ウスの左ボタンを押しながらドラッグして範 囲指定)  したのちにF1キーからF10キーまでのFunct ionキーまたはCtrlキーを単独で押しくだす と変換候補が単語リストに表示されなおかつ 単語リストに移動します  これらを該当単語を指定しておしくだす --リターンキーもしくはマウスクリック-- と単語を編集画面のひらがなと置き換えます  単語候補がひとつしか無い場合でキーボー ドのみで確定させる場合はリスト上で右矢印  → キーをおしてくださいリスト上の単語 候補が青反転しリターンキーを受付できる状 態になります  変換確定された単語はおなじ読みの単語の なかで候補順位が一位に浮上し次回からは候 補単語リストの最上位に表示されるようにな ります HIGHモード時  画面で範囲を青反転指定している時点で逐 次単語を検索していきます  単語表示時点で単語リストにフォーカスを 逐一移動させません  単語を選ぶ時点でtabキーで移動する必要 があります  単語確定後は同じく編集画面に戻ります  単語リストの右側にある画面は先読み語の リストです  青反転で指定されたよみがなをよみがな前 半にに持つ全ての単語が表示されます  先読み語は先読み語内での順位は確定後に も変更されません ・8−C 画面のスクロールについて  画面外の上下方向の移動は上下矢印キーを 使用します  表示画面の最上段で上矢印キー  また最下段で下矢印を押し下すと画面は一 行づつ移動していきます  またCTRL+ それぞれ上下矢印キーを押し 下すとそれぞれ前画面 次画面に切り替わり ます  PAGEUP/DOWNキーは使用できません  画面の表示行が多い設定の場合見かけ上表 示画面の縦スクロールバーがふたつあるよう にみえます  PAGEキーはこの内側画面の移動用です  また画面の行数が少い設定の場合は見かけ 上編集画面の下半分の画面が空白のままでま ったく使用していないようにみえます  これは編集画面が背後一時保存論理と会話 して逐次変更画面を保存しなおしているため です  書き込み貼り付けなどによって画面に文字 情報がはみ出したりすると  逐次その設定以上の行数は背後ファイルに 保存されていきます  画面行は設定上1000=千行まで指定す ることができます  これはテキストオブジェクトが正常に機能 できる64キロバイト以内の容量内に収まる ための設定です  2バイト20文字として一行40バイトと すると千行で40000バイト  つまり40キロバイトでシステム許容量に 収まります(実際にはCRLFコードが2バイト 余計に加わりますが目安計算のため割愛しま した)  WINDOWSの内部仕様がやや古い9598マ シンではこの上限が32キロバイトなため1 000行設定では漢字確定機能が正常に機能 しない恐れがあります行数は低めに設定して ください ・8−D-1 辞書の編集書式  変換用辞書EADI.CSVはEXCELで編集するこ とができます辞書に対する語彙追加も可能で す  語彙追加は編集されるファイルの行の位置 のどこに書き込んでもかまいません  ただし以下の規則を参考にしてください  拡張子CSVの表計算ファイルなのでEXCELが インストールされている環境ではクリックだ けで開きます  動作に必要な柱アイテムは5つです [A]  [B]   [C]    [E]      [F] 読み 変換順位 単語本体 参考コメント1 参考コメント2  G柱以上にEXCEL上で項目を追加しても動作 中にその項目は無視されて切り捨てられます  読み  ひらがなの読みです  データはこの読みコードに従って呼び出さ れます  変換順位  一度単語群が呼び出されて確定するとその 順番に優先の順のインデックスが振られて並 び替えされて辞書内部に再格納されます  新規に単語を追加する場合にはこの項目は 空白でかまいません  ここの値が点以下3けたの小数なのは SORT.BAT--動作にシェルスクリプトを使用-- のための対応ですEXCELで順位並び替えを行 ったときはちゃんと変換順位を数値順で並び 返してくれますがCMD.EXEは順位数値を単に 文字列として変換してしまうのでその事象の 回避用です具体的には  1  2  3  4 という文字列はそのままならびかえされます が  1  2  10  12 という文字列は文字列としてソートすると  1  10  12  2 と並び返されてしまいます これを回避するために  0.001  0.002  0.01  0.012 と変更いたしました  単語本体 表示される熟語です  参考コメント1・2  コメントや単語に関する管理番号を入力で きます  EADICでは単漢字語彙にはアスキー漢字コ ードが入力されています ・8−D-2 辞書の語彙追加  辞書は単語を新規単語ファイルとしてまと めて導入することができます  登録用新規単語ファイルのフォーマットと 変換稼動用の辞書EADIC.CSVのフォーマット は違います  ご注意ください  日本語ではひとつの漢熟語に複数の読みが 割り当てられ ていることも多いのでそのことを意識した書 式となっています  フォーマットは以下のようになります (カンマ区切りCSVテキストフォーマット: EXCELで開いた場合) [A]    [B]     [C]    [D]   [E]  [F]  [G] コメント1 コメント2 単語本体 よみ1 よみ2 よみ3 よみ4 ・・・・・・  行のどこにでも文字列 // 半角スラッシ ュ二個をかきこむとその行は登録を無視され ます  また既存の単語と重複する文字があったと しても重複検知はしません  現実にはそのような単語はありませんが読 みは無制限に入力することができます  この配列はEA.EXEが読みこんだあと内部で 並び替えされて既存のEADIC.CSVに追加され ます  読みの優先順は機械的にファイルの上方に 配置された単語が変換リストの上位に出現し ます  読み込まれて一度も変換よびだしされてい ない単語は内部でおなじ順位インデックスを 無作為に割り当てられます ・読み込み画面  読み込み機能は既存の辞書を破壊しないよ うに配慮されています  読み込み機能は現辞書をバックアップとし て残し  そして一度新規単語リストを読み込むとよ みこむとその結果レポートファイルを出力し またその結果レポートファイルがあるうちは さらに次回の読み込み機能は動作することは できません  これは同一内容の多重読み込みを防止する 配慮です  現辞書はEABAK.CSVとして保存されます  レポートファイルはREDIC.CSVとして EA.EXEがあるディレクトリフォルダに出力さ れます  レポートファイルの行冒頭にはコメントア ウト用の文字列//が付加されています  レポートファイルの内容はこの文字によっ て実質再度よみこむことができません 準備 新規に登録する単語ファイルをEA.EXE とおなじフォルダにコピーしてください  これは単語登録機能が基本的に自分と同じ フォルダしか参照しないためです  読み込み画面の呼び出しは編集画面にフォ ーカスがある状態でCTRL+Rキーで呼び出され ます  ファイル名入力窓で読み込みファイルを指 定してください  ただしEXCEL形式XLS拡張子などのバイナリ 形式ではよみこめません  必ずカンマ区切りCSVテキスト形式でファ イルを作成する必要があります  拡張子はTXTでもCSVでもかまいません  正常に終了すると新規にレポート REDIC.CSVとバックアップEABAK.CSVが作成さ れます  EABAK.CSVは内容は直前のEADIC.CSVと全く おなじですリネームでふたたび旧内容として 動作できますので辞書が異常登録よみこみし てしまたときのバックアップとして別名で保 管することをおすすめします  REDIC.CSVに関しては内容を確認したあと 破棄してしまってもかまいません ーーーーー ReadMeの終わり