==========================  機動型編集簡易エディタ  ラジカルフットプリント 1.00  作成 2002 oct31th ==========================  1 はじめに  やや公的な文書を編集しているときには、正確な文言 や住所などの比較的間違いを嫌う種類の文字や言葉を記 入する必要がどうしても出てきます。  電子非電子問わず辞書を引くのも普通どうしてもおっ くうになりがちです。またそのような必要となる文言は 近日中に記入した文書の中にすでに記入されていること が多いものです。  このプログラムは単語レベルや行レベルで各テキスト ファイル間のカットアンドペーストを機動的に行うため に作成されたツールです。  2 動作の特徴  主に二つの画面によって構成されます。  読み込み画面  コピーされる側のファイルを表示します。  簡易エディター  おおむね30000バイト程度までのテキストファイ ルを編集可能です。  −−−−−−−  主な特徴  単語や行のコピーもとの側のファイルは読み込み画面 に「行リストボックス」として表示されます。  表示されたファイルの内容は各行ごとに分割されて、 項目ごとに大きな画面に表示されます。マウスで文章を  ダブルクリック、ないし  エンターキーまたは  スペースキーを押し下すと、  選択行がクリップボードにコピーされます。  エディターを起動後、おなじこの選択クリック操作を 行うとエディター側のカーソル位置に選択行の文言がダ イレクトにコピーされます。  小規模な文書・朴書きの文書の清書に有効かもしれま せん。  −−−−−  また、清書用の文書が大きかったり、  ワープロソフトを使っている場合でも、  読み込み画面で文書行を選択した時点で、WINDO WSのクリップボード領域にその内容をコピーしていま すのでワープロソフト上で単純ペーストを行えばその内 容はコピーされます。  WORD、EXCELでも張り付け可能です。  WINDOWS上で動作するほとんどすべてのプログ ラムで、テキスト文字が入力可能な表示窓では、クリッ プボードからの切り張りがアプリケーション共通のキー 操作で可能です。  cntlキー + X   選択した項目を表示窓から削除し             クリップボードにコピー  cntlキー + C   選択した項目をクリップボードにコピー  cntlキー + V   クリップボードが保持している内容を             表示窓にコピー  このウィンドウでアクティブに選択された行の内容は これらの操作で任意のアプリケーション上にコピーでき ます。  −−−−−−  3 操作画面  読み込み画面  タイトル  フォントサイズバー リストをクリア 終了ボタン  エンブレム           ファイル一覧  エディタを呼ぶ    張り付け文字を改行する 明朝体選択 シングルクリック有効 選択後エディタに戻る  ・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・  |   行コピー取得画面                    |  このプログラムは軽量ツールのため、自分の存在して いるフォルダーの中しかファイルを認識しません。  対象ファイルをコピーするか、目的の場所にこのプロ グラムファイルをコピーしてからご使用ください。  ファイルリストでファイルを選択し読み込みボタンを クリックすれば、対象ファイルの内容がアクティブな状 態として表示されます。  画面をそのままで、また別のファイルを読み込んだ場 合にはその後から入力されたファイルは旧内容の下の方 に追加される形になります。  画面をクリヤしたい場合には画面左上のクリヤボタン を押し下してください。  この画面表示の状態をで行をクリックまたはスペース キーを押し下してくだされば、その状態でその内容はク リップボード内部に取り込まれています。  ・改行コード選択のチェック   これをクリックすると、張り付け側でペーストごとに 改行をします。  長い文言を張り付ける場合に便利です。  ・明朝フォントの選択  ゴシック体から明朝体に変化されます。  ・シングルクリック有効  この項目が無効の場合、文字項目を選択有効にするた めにはマウスでダブルクリックしてください。  この項目を有効にすると、文字列リストはより過敏な 状態になり、シングルクリックだけで文字列が取り込ま れます。  どちらのモードでも、エンターキーやスペースキーを 入力することにより文字列は取り込まれます。  ・選択後エディター画面に飛ぶ。  エディターで編集中はクリックでエディタ画面に戻っ た方が便利だと思い新設しました。  ペースト機能重視の時はOFFにしてください。  ・フォントサイズスクロールバー  文字の大きさを変更します。  visualbasicの性格上、フォントの大きさを変更する と表示画面が自動調整するため、画面の下側の行が動的 に上下しますが、これは故障ではありません。  フォント関係の変更は、そのまま編集画面の文字の属 性としても反映されます。  またこれらの内容は、設定ファイルとして外部に記録 されますので次回の起動時にもその状態で起動されます 。  画面の大きさはこのサイズ固定ですが、横幅のみフォ ームのリサイズにともなってこの文章ウィンドウの大き さも変更されます。  −−−−−  編集ウィンドウ  簡易エディターです。  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  エディタの終了 カット コピー ペースト  ファイルリスト 読み込み 別名保存   保存               別名入力窓   ・−−−−−−−−−−−−−−−−−−  | 編集ウィンドウ  このエディターで文書を編集する限り、読み込み画面 でクリックした内容はすぐさま文書の中に張りつけされ ます。  起動時はこのエディターはtempfile.txt という名前のファイルに出力されるような設定になって います。  テキストファイルの読み込み、書き込み、別名保存の 機能と動作は一般のエディターとおおむね同じです。  各保存操作一回ごとに直前のファイルを−bak.t xtという名前を文尾に追加したファイル名で保存しま す。  プログラムが異常終了したときなどはこのバックアッ プファイルを元に復旧をこころみてください。  重要:論理は万全を尽くして設計していますが、重要 なファイルは必ず作業の直前に別の場所に保存して於い てください。  4 備考と注意事項  アクセス可能な全ドライブ、全フォルダを対象とする プログラムではないので、動作上はあまりファイルの保 全性に対して厳密ではありません。  書き込み直前に同名ファイルを一回だけバックアップ する機能の他には、中間ファイルも作成しません。  重要なファイルをこのプログラムに掛けるときには、 こまめにバックアップをお願いいたします。  日常的な使用の元では特に大きな問題はありません。  注意  巨大なテキストファイル(logなど)を読み込ませ ないでください。メモリーをファイルに書き出す機能を 持っていないので異常終了することがあります。  行数にして数百行程度、50000バイト未満のテキ ストファイルのみ編集可能です。  特に9X系のWINDOWS(9598ME)は大き いファイルを扱うことが苦手です。  NT、2000、XPではシステムがメモリを動的に 補完できるので比較的大きなファイルも編集可能ですが あまり大事なファイルを不安定な状態で編集しないでく ださい。  読み込み属性、隠しファイル属性のファイルとおなじ ディレクトリで動作させないようにお願いいたします。  このプログラムは属性チェックの機能はありませんの で、プログラムが強制終了されることがあります。  容量0バイトの空テキストに対してはチェック論理が 実装されていますが、できるだけ普通の状態のファイル を読ませるようにしてください。  5 動作環境  VISUALBASIC6.0のランタイムが導入さ れているマシンであればこのプログラム本体のみで動作 します。  正確にはVB6.0のスクリプティングファイルシス テムオブジェクトをも動作可能なDLLコンポーネント が必要です。  拙作マルチテキスト及びウィークカレンが動作するP Cであれば問題ありません。  ハードウェア用件 IBMPC互換機 メモリー32 から64Mバイト程度。  CPU種類は特に問題ありません。486マシンでも 動作します。  ソフトウェア案件 WINDOWS95以上。  ただし初期の95ではまれにVB6.0そのものが動 作しない場合があります。  ハードディスクの容量はそんなに要求しません。  ごくごく小さいプログラムです。  6 使用権限  プロテクトは掛けてありませんが、長期的に愛用する 方は使用料を振り込んでください。  一名一口 500円。  東京三菱銀行 池袋東口支店  普通 0877927 名義 君島一基  7 作者の連絡先  URL http://kimijima.tripod.co.jp/  メール kaz_kimijima@livedoor.com  多忙につき、基本的にメールの返事は出していません。 ============================