========================= ==整関数黒板forWindows XPOW5.EXE=== ==Version1.00         === =========================  このプログラムは、初等代数幾何の演習用プログラム です。  特徴:  ・五次までの整関数を任意の範囲で描画できます。  ・入力された整関数の微分導関数の式とグラフをも表 示します。  ・マウスでクリックした任意の場所の座標のx,yの 値を取得することができ、y=0と置いた場合の解の値 や、極値や変曲点の演算のための検算(の目安)に利用 できます。  使用法:  起動すると次のような画面が表示されます。  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−_□×  −−−−−−−−−−−−−−−− タイトル 終了ボタン 画  |              | 倍率窓        面  |  描画スクリーン     |   X座標の値    拡  |              |   Y座標の値    大  | 初期値で         |            ・  |  入力関数:赤線     | 五次項の係数入力窓  縮  |  その導関数:黄色    | 四次項の係数 実   小  |              | 三次項の係数 行   ス  |              | 二次項の係数 ボ   ク  |              | 一次項の係数 タ   ロ  |              | 定数項    ン   |  −−−−−−−−−−−−−−−−            ル  入力関数の表示式         色彩設定機能     バ  入力関数の導関数         ボタン        |  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  操作方法は  1,係数入力窓に希望の数値を入れる。  2,実行ボタンを押す。  で、任意の数式が画面に描画されます。  (因数分解形式での入力はできません。)  マウスで、グラフ画面をクリックすると、その数学平 面の絶対座標を取得し、その座標が画面の中央に来るよ うにグラフを描画し直します。  倍率スクロールバーは、操作して倍率を設定した後、 改めて実行ボタンを押し下すことが必要です。  操作を間違っても、特にエラーは出ませんので、扱っ ている内に覚えられると思います。  「多体問題999」の骨格を流用していますので、操 作方法はよく似ています。  最大化ボタンを押した後、フォームの余白をクリック すると、最大モードの画面で操作できます。  色彩設定ボタンを用いると、描画色と表示方程式の文 字の大きさを変更できます。  注意事項と免責:  演算上の誤差の都合のため、表示される中央点座標の 値は厳密ではありません。  インストールにおいては、マシンによってその動作に 於いて不測の障害が出ることもあります。このファイル 後半の文面をよく読んでください。  作者はあらゆる障害に於いて一切の責任を負いません。  留意事項:  このプログラムはシェアウェアです。(200円)  東京三菱銀行 池袋東口支店 普通(0877927)君島一基 宛  価格設定は古本屋で買える参考書程度を想定しています。  出世払いも可。  なお、数学の試験勉強に役立てることは別にやぶさか ではありませんが、個人的には幾何学の芸術としての美 しさを知ってほしい方に重心があります。  自然科学とは、自然法則の不思議な巧妙さを通じて、 生活空間である宇宙に対して畏敬を感じるための一つの 方法である、といったような態度が、  飽和社会の現時点では必要なものなのかもしれません。  自然科学とは必ずしも工学のための知識だけではなく、 芸術や大げさにいえば信仰に属する側面もあるのかもし れないと想ったりもします。  参考文献:   新数学勉強法 (遠山啓 著:講談社ブルーバックス)  参考にした場所:   箱根彫刻の森美術館。  連絡先:   URL http://   kimijima.tripod.co.jp   Mail   kaz_kimijima@livedoor.com  (多忙のため必ずしもお返事することはできません。  あらかじめご了承ください。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  インストール時の注意。  このプログラムはきわめて初期のWINDOWS95、 またServicePack3以降が導入されていないNT4.0 にはインストールできません。  このプログラムはVisualBasic6.0で作 成されています。その実行に於いてVB6の標準ライブ ラリがWINDOWSのシステムフォルダ内部に必要で す。  添付されているSETUP.EXEは、そのライブラ リをシステムの内部に導入するためのものです。  (多体問題999、マルチテキストforWINが導入 されているマシンではライブラリはすでに登録されてい ます。XPOW5はすぐに使えます。)  メーカー製のあらかじめアプリケーションプログラム が大量にインストールされているパソコンでは、すでに VB6のライブラリファイルがシステムの中に導入され ている場合があります。その場合はSETUP.EXE を起動させる必要はありません。実行ファイル(XPO W5.EXE)をクリックすれば起動できるはずです。  その時点で、XPOW5.EXEが起動できない場合 はライブラリを導入する必要がありますが、その場合は 次の次項を遵守してください。  VB6のSETUP.EXEはまれに、WINDOW Sのシステムを破壊することがあります。マシンが動作 不良を起こさないために、事前準備が必要です。  SETUP.EXEを起動する前に、上書きをする可 能性の旧版のライブラリファイルを、任意のディレクト リに待避させます。   Cドライブの最上ディレクトリに、   ¥MLTBAKDL ディレクトリがないことを確認し(存在している場合は そのフォルダの名前を変えてください)。 用意してある手順簡易プログラムを  「かならずSETUP.EXEを実行する前に」 クリックして実行します。  Cドライブの最上階層に¥MLTBAKDLディレク トリが作成され、その中にインストール直前の当該ライ ブラリファイルがコピーされます。  必ず中のフォルダを開き、「すべてのファイルを表示 する」モードでファイルがコピーされているかどうかを 確認してください。  手順簡易プログラム  WIN95、98、ME  の場合 BAKDLL16.bat  WINNT4.0、2000の場合 BAKDLL32.bat  こののち、SETUP.EXEを実行してインストー ルします。  SETUP.EXEが動作すると、いくつかのライブ ラリファイルを上書きします。いくつかメッセージが中 途で出ますが、上書きしてもよいかどうかわからない場 合はかならず「無視」か「上書きしない」で先へ進んで ください。  注意!!:  「絶対に」SETUP.EXE終了後に  上記の手順簡易バッチファイルプログラムをクリック しないでください。  待避された旧版ライブラリが、VB6が導入した新し いバージョンで上書きされてしまいます。  もしも、確実を期したい場合には、バッチファイルプ ログラム実行後に、作成された¥MLTBAKDLフォ ルダの名前を変更して於いてください。  インストールが終了して、他のアプリケーションに異 常が出た場合は、VB6で開発されたプログラムはその アプリケーションと共存できません。  異常が出たアプリケーションの動作を優先させる場合 は、コントロールパネル内部の「プログラムの開始と削 除」を使って、XPOW5をアンインストールしてくだ さい。  そののち、待避しておいたプログラムを、システムフ ォルダに手動で上書きコピーします。  システムフォルダの場所  WIN95,98,Me     C:¥WINDOWS¥SYSTEM  winnt4.0、2000     C:¥WINNT¥SYSTEM32  理屈の上ではこれでインストールする前の状態にシス テムが復旧できるはずですが、未知の現象が起こること も予想されます。  残念ながら、一般論としてプログラムの導入はアメリ カ風に自己責任で行う他ないようです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  ファイルの終わり。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−